WordPress オリジナルテーマを作ってみよう:⑥ style.css の作成
2021年09月06日
⑥では、スタイルシートの記述方法をはじめ、フォントのサイズや背景色、flexを使って要素を横並びにする方法などを紹介しています。
スタイルシートの情報
style.css に記述します。
WordPressで使うスタイルシートには、下記のような情報を記述します。
各自、オリジナルテーマの情報を入力しましょう。
/*
1.Theme Name: テーマの名前
2.Theme URI: テーマのURL
3.Author: 作った人の名前
4.Author URI: 作った人のURL
5:Description: テーマの説明
6.Version: 1.0
*/
/* は、コメントの始まり、*/ はコメントの終わりを表します。
コード内でコメントを書くときに使います。
コメントは、プログラム上では無視されるので何個書いても大丈夫です。
文字コードの設定
文字コードはUTF-8を指定します。
@charset "UTF-8";
要素リセット
ブラウザによって独自のスタイルが適用されているので、それをリセットします。
リセットの方法は他にもありますが、今回は簡単に余白のみにします。
/* 要素リセット */
*{
margin:0px; /* マージン(要素の周りの余白)*/
padding:0px; /* パディング(要素の中の余白)*/
}
html全体のフォントサイズを指定する
html{
font-size:16px; /* フォントのサイズ */
}
bodyタグにフォントの種類と色を指定する
body{
font-family: sans-serif; /* フォントの種類 */
color:#333; /* フォントの色 */
}
header のスタイルを作成する
header.php にある、<div>に指定した class="header" は、
「header というクラスを使っている」ということになります。
<div class="header">
<a href="<?php bloginfo('url'); ?>">
<?php bloginfo('name'); ?>
</a>
</div>
クラスは簡単に言うとまとまりです。
スタイルシートでクラスを作るには、「.クラス名」とします。
.header{
background:#FFC0C0; /* 背景色 */
}
これで header クラスに背景色を指定しています。
side と main を横並びにする
side と main を<div> で囲んで、クラスは「container」にします。
<div class="container">
<?php get_template_part('sidebar'); ?>
<div class="main">
コード省略
</div>
</div>
containerクラスには下記を記述
.container{
display:flex; /* 横並び */
width:90%; /* 横幅 */
}
親要素に display:flex; を指定すると、子要素が横並びになります。
side のスタイルを作成する
背景色と横幅を設定
.side{
background:#FFFFC0; /* 背景色 */
width:30%; /* 横幅 */
}
main のスタイルを作成する
.main{
background:#D2F1F6;
width:70%; /* 横幅 */
}
footer のスタイルを作成する
.footer{
background:#C0C0FF; /* 背景色 */
}
プレビューで確認してみる
どの部分にスタイルが適用されているか、わかりやすくするため すべての背景に色を指定しました。
このように表示できたでしょうか?
まとめ
簡単ではありますが、各要素にスタイルを適用することができました。
- スタイルシートの情報
- html
- body
- header
- side
- main
- footer
スタイルシートもコードを間違えると反映されないため、最初のうちはコピペでやってみてください。
反映されたら、各自スタイルをアレンジしてみてくださいね。
ただ、これでは 見栄えが悪すぎるので(;'∀')、次の工程でさらにスタイルシートを触っていきたいと思います。
最終更新日:2023/07/20